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キリスト教の宗派にはカトリックとプロテスタントの2種類があります。カトリックは2人またはどちらかが信者でなければ挙式を行うことはできませんが、プロテスタントは宗派に関係なく誰でも挙式が可能です。ホテルや式場のチャペル挙式はプロテスタントの牧師が式を執り行うので、宗派に関係なく誰でもキリスト教式で式を挙げることができますよ。
福島で教会式(チャペル式)を選んだ人の割合や福島の結婚式事情についてご紹介します。
福島で教会式(チャペル式)を選んだ人は54.9%、人前式が30.5%なので半分以上が教会式(チャペル式)を選んだことになります。
挙式と披露宴を同じ日に行う人が94.1%、違う場所で行った人が5.9%。100%に近い人が当日に挙式と披露宴を行っています。披露宴会場の場所にもよりますが、教会と会場が離れている場合、移動距離を考えると同じ場所で行った方がスムーズですよね。
会場選びも重要。福島では会場を選ぶ理由として「親・親族のアクセス」と答えた人が59.2%でした。親族が遠方に住んでいる場合、祖父母にからだのことも考えると、アクセスの良い場所のほうがよいと考えたのではないでしょうか。
披露宴のメニューは、折衷料理が47.9%、フランス料理が33.8%、和食5.6%。地域によってフランス料理の方が多いところもありますが、福島では約半分の人が折衷料理を選択しています。
福島の結婚式(挙式・披露宴・ウエディングパーティ総額)の平均は267.1万円。200~250万の間が17.3%、次いで250~300万・300~350万14.8%となっています。
カトリックの司式者は神父、プロテスタントは牧師が式を執り行います。再婚者の結婚については、カトリックは「死別以外初婚」、プロテスタントは「離婚理由など状況により可」という条件があります。プロテスタントは、バージンロードの色はカトリックは赤または緑、プロテスタント白。チャペルはクリスチャンが日常的に礼拝を行う場所を指していますが、日本では結婚式場に備わっている礼拝堂の役割は持っていない施設を「チャペル」と呼んでいるようです。
本物の教会では宗派の違う人の場合、一定の条件下でのみ挙式を認めるあるいは他宗派・他宗教の人は断るケースも。式を挙げる前に教会を訪れて宗派の確認をしておくといいでしょう。
白いチャペルと幻想的なステンドグラス。神前式や人前式にはない教会式の魅力はバージンロードを歩くこと。ウェディングドレス姿で今まで育ててくれた両親や友人たちに見守られて一歩ずつ一歩ずつ歩きながら新郎の元へ。まるでドラマや映画のヒロインになった気分です。「小さい頃の夢はバージンロードを歩くこと」だという女性も多いのではないでしょうか。
神前式には決まった儀式があるため、オリジナルのプログラムを取り入れるのは難しいでしょう。人前式は新郎新婦がプログラムを作る必要があります。楽しみながらできる人はよいのですが、一から全部自分たちで、となると時間もかかるため、面倒だと感じる人も。教会式は形式さと自由度をバランスよく取り入れることができ、メリットと言えそうです。
キリスト教の定番の演出は、バージンロードセレモニーやペールダウン、ブーケトス、誓いのキスです。
キリスト教ならでは音の演出と言えば、パイプオルガンの生演奏による聖歌隊&ゴスペルの歌声。聖歌隊の優しい声も素敵ですが、ゴスペルシンガーの生歌は迫力が違います。希望する場合は、ゴスペルシンガーにお願いできるかどうかプランナーに相談してみましょう。
子どもたちによるフラワーガールやリングボーイ・リングガール、トレーンベアラーも場を和ませる演出方法ですね。リングボーイ・リングガールは5歳くらいが目安。トレーンベアラーはある程度の年齢の女の子にお願いしましょう。
退場の際の演出はシャワーセレモニー。フラワーシャワーやライスシャワー、フェザーシャワー、バブルシャワーなど。フラワーシャワーには、「花の香りで清め、悪魔や災難から2人を守る」という魔よけの意味が込められているそうです。
福島では教会式を選ぶ人が約60%。教会式ならオリジナルのプログラムを取り入れることも可能です。白亜のチャペルやステンドグラスが印象的なチャペル、緑や海に囲まれたチャペルなど、福島にはさまざまな結婚式場があります。気になる式場を見つけたら、ブライダルフェアに参加してみましょう。