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福島の神前式の魅力と流れ

「神前式」とは、神社や神殿などを式場とし、日本古来の神道の流れに沿って挙式を行うこと。「和婚」とも呼ばれ、新婦は白無垢や色打掛、新郎は羽織袴と、和装で挙式を上げることから根強い人気があります。 実際に神前式がどんな流れや演出で行われるか、福島の結婚式事情と合わせ、その魅力について詳しくお伝えします。

福島の神前式結婚式事情!

結婚情報サービス「ゼクシィ」を運営する株式会社リクルートの調査・研究機関「リクルートブライダル総研」は、2021年4月1日~5月10日にかけてに実施した結婚トレンド調査(※1)の内容を一部ご紹介いたします。

まず、挙式会場について。福島の回答サンプル数は82人。そのうち、一般の結婚式場を選んだ割合は72%、結婚式場として神社を選んだ割合は2.4%という結果でした。挙式会場を問わず、挙式形式に「神前式」を選んだ割合は9.8%という結果に。

神前式を選んだ理由については、新郎新婦の75%が「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」という回答結果に。このことから、家族や親族とのつながりが強いカップルにぴったりなのは「神前式」と言えるのではないでしょうか。

【調査対象】
北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州の『ゼクシィ』読者およびネット会員のうち、2020年4月~2021年3月に挙式または披露宴・ウエディングパーティを実施した人(2020年4月~2021年3月に結婚・結婚予定があった『ゼクシィ』読者およびネット会員に対して、地域ごとにランダムサンプリングし、事前調査(発送数:36,295件、回収数:5,385件)で許諾をいただいた方に対して調査票を郵送。調査票への記入は妻に依頼)

【調査期間】
2021年4月1日~5月10日

福島県中通り地域で「和婚」ができる結婚式場

神前式の流れ

  • 参進の儀(さんしんのぎ)
  • 入場
  • 修祓(しゅうばつ)
  • 祝詞奏上(のりとそうじょう)
  • 誓杯の儀(せいはいのぎ)
  • 神楽奉納(かぐらほうのう)
  • 誓詞奏上(せいしそうじょう)
  • 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
  • 指輪の交換
  • 親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)
  • 斎主あいさつ(さいしゅあいさつ)
  • 退場

神前式とは

神前式は、神社や神殿で行われる日本古来の神道に則った挙式形式です。
神道は八百万(やおよろず)の神々を信仰する日本特有の宗教で、現在の神前式の起源は『古事記』のイザナギとイザナミにあるとも言われています。

しかしながら、現在のような神前式スタイルがととのったのは意外にも、最近のこと。
明治33年(1900年)にご成婚した大正天皇の挙式がきっかけとなり、一般のひとびとに広まった、と言われています。

神前式スタイルの挙式が現れるまで、日本結婚式と言えば新郎の自宅で行われるのが一般的でした。親族が集まり、床の間の前で式が挙げられていたのです。

神前式の魅力

白無垢や色打掛などの和装

家族や親族とのつながりを考えて神前式を執り行う新郎新婦も多いかもしれませんが、女性にとって神前式が魅力的なのは、何と言っても「和装」ではないでしょうか。
神前式は「和婚」と呼ばれることもある通り、新郎新婦の衣装は和装です。
新婦がまとう白無垢・色打掛・引振袖などに憧れる女性もいらっしゃることでしょう。
また、式場や新婦の希望によっては十二単が衣装に選ばれることもあります。
新郎は羽織袴、さらには女性の十二単の衣装に合わせて束帯も。束帯はひな祭りのお内裏様が着ている衣装です。

日本の伝統文化を感じることができる

神社の神殿や日本庭園など、和の伝統文化はとても美しく、そこで一生の記念となるウェディングフォトを撮影したいと思う新郎新婦も少なくはないことでしょう。
また、厳かな神前式そのものに日本の歴史を感じられることも心惹かれる理由でしょう。

神前式の演出

神前式の演出は神道に由来しているものがほとんどなので、名称を聞いただけではわからないものが多いです。神前式の演出の内容についていくつか紹介します。

  • 参進の儀(さんしんのぎ):雅楽の調べとともに花嫁行列が神殿へと向かいます。
  • 修祓(しゅうばつ):一同が起立し、お祓いを受けます。
  • 誓杯の儀(せいはいのぎ):三三九度の杯のこと。
  • 誓詞奏上(せいしそうじょう):新郎新婦が神前にて誓いの言葉を読み上げます。
  • 玉串奉奠(たまぐしほうてん):神前に玉串を捧げます。新郎新婦だけでなく、仲人や両家の代表も行います。ちなみに「玉串」とは榊(さかき)・樫・杉などの木の枝のこと。特に榊が使用されるのが一般的で、榊という木にはその漢字の成り立ち通り、神様が宿るものとされています。

このように、しきたりに則った流れの多い神前式ですが、現在ではさまざまな演出を取り入れることも可能ですので式場などに相談をしてみましょう。

例えば、花嫁支度の仕上げに母親が新婦に口紅を塗ってあげる「紅差しの儀」(べにさしのぎ)なども人気の演出の一つです。

ブライダルフェアに行ってみよう

神前式は和装など魅力が多く、家族や親族にとっても記念に残るものとなるでしょう。しかし、まず会場の下調べや、料理の味を確認することが大切です。そのため、神前式を選ぶ際にもブライダルフェアなどを活用し、会場の見学や料理の試食を事前に体験しておきましょう。

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