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挙式と披露宴は混同されがちなイベントですが、それぞれ意味合いが異なります。挙式とは新郎新婦が結婚の意思を誓う儀式を指し、誰に対して誓うのかによって「教会式」「人前式」「神前式」と形式が分かれます。
一方で披露宴とは、新郎新婦の家族や友人などを招待してこれまでの感謝を伝える宴会を指します。料理や演出でゲストをもてなし、これからも変わらず親しい付き合いをお願いします。一般的には、挙式と披露宴を合わせて「結婚式」と呼ばれます。
結婚式当日は、挙式から披露宴までを1日で実施するため、新郎新婦のスケジュールは多忙を極めます。一般的な結婚式では、新郎新婦のスケジュールは以下の通りです。
一般的に、挙式本番にかかる時間は30分程度、披露宴は2時間半程度が相場となっています。結婚式と同日に二次会を実施する場合はさらに時間が必要なので、あらかじめ当日のスケジュールを把握しておきましょう。
披露宴は一般的に2時間半程度が相場となっており、基本的な流れは以下の通りです。
細かい順序やプログラム内容は披露宴ごとに異なりますが、披露宴では新郎新婦の動線が重要になるため基本的な流れは共通します。また、ウェディングケーキ入刀や親への手紙などの見せ場を披露宴全体においてバランスよく盛り込むことも、ゲストに楽しんでもらうために大切なポイントです。
披露宴会場をどこにするかはケースバイケースです。結婚式場やホテルで挙式を行った場合は、同じ館内の披露宴会場を利用することが一般的です。他にも、ゲストハウスやレストラン、料亭、ワイナリー、ゴルフ場のクラブハウスなどを披露宴会場として利用するケースもあります。
リクルートブライダル総研が実施した結婚トレンド調査によると、披露宴・ウェディングパーティの食事形態として最も多かったのは「コース料理(93.0%)」で、料理の種類としては「折衷料理(47.9%)」もしくは「フランス料理(33.8%)」との回答が目立ちました。料理選びで重視するポイントとして多く挙げられたポイントとしては、「味(76.1%)」「見た目の美しさ(64.8%)」「招待客に合うかどうか(49.3%)」のほか、「価格(45.1%)」や「品数(36.6%)」などコストパフォーマンスを気にする声もあります。
リクルートブライダル総研が行った結婚トレンド調査の結果によると、福島県内で実施された挙式の会場として使われたのが最も多かったのは一般の結婚式場(72.0%)でした。一方で、アンケート回答者の中にはゲストハウスを使ったハウスウェディングと回答した人は8.5%、ホテルで式を挙げたと回答した人は6.1%にのぼりました。また、人によっては教会(3.7%)や神社(2.4%)で式を挙げるケースもあります。
同調査では、2020年4月から2021年3月の間に福島県で結婚した人を対象として、挙式形式に関するアンケートも実施しています。アンケート結果によると、「希望していた挙式形式 / 実施した挙式形式」ともに1位は教会式(57.3% / 54.9%)、2位は人前式(25.6% / 30.5%)、3位は神前式(12/2% / 9.8%)だったとのことです。結婚式の挙げ方については年々多様化が進んでいますが、バージンロードを歩いて誓いのキスをするといったキリスト教式が依然として人気を誇っていることがわかります。
一生に一度の結婚式、やっぱりみんな細かいポイントまでこだわってるのね。私は料理や演出を最低限に抑えた低コストの地味婚だったけど、世の中の結婚式事情をもっと詳しく知っていたら指揮の内容も違ったかも知れないわ。あらためて結婚式選びには事前調査が肝心ね!
私は結婚式でやりたかったことをすべて実現した派手婚だったわ。ゲストに「来てよかった」と思ってもらえるように、披露宴後の二次会まで料理や演出にこだわり抜くのはとても楽しかったわ。予算や規模に合わせて、自分に合った結婚式を計画することが大切ね!
※情報参照元:【PDF】ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ(https://souken.zexy.net/data/trend2021/XY_MT21_report_04fukushima.pdf)